P139-181 TCP/IPの設定

デフォルトゲートウェイ

デフォルトゲートウェイとは

• 他のネットワークの入り口。PCから見たルータのIPアドレス

冗長化

• VRRP(Virtual Router Redundancy Protocol)
  • 複数のルータをまとめて、仮想ルータを作る
  • 仮想ルータへ送られたデータはマスタルータが転送処理する。
  • マスタルータがダウンしたらバックアップルータが代わりに処理する。

DHCP

TCP/IPの設定を自動化する

• 以下の設定を自動化してくれる
  • IPアドレス/サブネットマスク
  • デフォルトゲートウェイ
  • DNSサーバのIPアドレス

仕組み

• DHCPサーバが必要
• DHCPサーバがDHCPクライアントに対してアドレスプールの範囲でIPアドレスを配布する

IPアドレス割当の仕組み

• DHCPDISCOVER
• DHCPOFFER
• DHCPREQUEST
• DHCPACK

注意点

• DHCPDISCOVERがブロードキャストだからルータを越えられない
  • DHCPクライアントとDHCPサーバが同一ネットワークに接続されている必要がある
    • ネットワークが複数の場合DHCPサーバが多数で管理が煩雑になる
• DHCPリレーエージェントで解決できる
  • ルータがDHCPDISCOVERをユニキャストにしてDHCPサーバに転送する
• 意図しない複数のDHCPサーバ
  • DHCPサーバに優先度はないので、新しいネットワーク機器を接続した際、DHCPサーバ機能が備わっているとそこから設定を取ってしまい、アドレスプールの設定が適切でないと通信できなくなる。

通信確認コマンド

トラブルの原因を調べる

• ipconfig
• ping
• nsloosup
• tracert

トラブルの切り分け

手順:ユーザに近い部分から見ていく

• LANケーブルの接続確認
• ルータ、スイッチなどの電源確認
• PCのTCP/IP設定の確認
• デフォルトゲートウェイと通信できるか確認
• DNSサーバによる名前解決ができるか確認
• Googleとかと通信できるか確認
• アプリケーションの設定確認

DHCPサーバが自動でTCP/IP設定をやってくれると言う事やね。
面白いですね。

おうちで学べるネットワークのきほん